エアークローゼット、2023年6月期決算を発表 純利益は赤字幅縮小も営業・経常利益は赤字拡大

株式会社エアークローゼットは、2023年6月期通期の業績(2022年7月1日~2023年6月30日)を発表した。
 
【経営成績】
売上高   :37億4000万円(前期比 10.3%増)
営業利益  :マイナス1億8800万円(前期 マイナス5100万円)
経常利益  :マイナス2億2900万円( 同 マイナス6700万円)
当期純利益 :マイナス3億5400万円( 同 マイナス3億7800万円)
 
ファッション市場は、テレワークの一般化に伴う外出需要の低下に加え、世界的な原材料・素材価格の上昇、物流コストの高騰等により、マイナス影響の大きい市場となっており、また消費者の購買行動の変容によってEC化率が上昇している。この流れのなか、同社の提供するサービスは、ファッション市場全体に関する諸課題の影響を受けつつも、ECサービスであること、サブスクリプション型のビジネスとして長期利用の顧客を多く持つことなどが奏功し、継続的に需要を獲得している。
 
また、2023年3月には、サービスによる女性の多様なライフスタイルの支援およびサービス運営における女性活躍促進が評価され、「HAPPY WOMAN AWARD 2023 for SDGs 女性応援ブランド賞」を受賞したほか、2022年に自社サービス内における衣服の廃棄ゼロを実現した。
 
これらの結果、同事業年度の業績は、売上高37億4004万円(前年度比10.3%増)、EBITDA(営業利益+レンタル用資産償却費+減価償却費)2億2562万円(同24.1%減)、営業損失1億8802万円(前年度は5177万円の営業損失)、経常損失2億2928万円(同6774万円の経常損失)、四半期純損失3億5419万円(同3億7814万円の当期純損失)となった。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230731531043.pdf