エアークローゼット、2023年6月期3Q決算は増収減益 営業・経常利益は赤字幅が拡大

株式会社エアークローゼットは、2023年6月期第3四半期の業績(2022年7月1日~2023年3月31日)を発表した。
 
【経営成績(累計)】
売上高   :27億800万円(前年同期比 11.9%増)
営業利益  :マイナス1億4300万円(前年同期 1億1500万円)
経常利益  :マイナス1億8300万円( 同 1億2400万円)
四半期純利益:マイナス2億3200万円( 同 4億3300万円)
 
ファッション市場は、テレワークの一般化に伴う外出需要の低下に加え、世界的な原材料・素材価格の上昇、物流コストの高騰等により、マイナス影響の大きい市場となっており、また消費者の購買行動の変容によってEC化率が上昇している。この流れのなか、同社の提供するサービスは、ファッション市場全体に関する諸課題の影響を受けつつも、ECサービスであること、在宅でサービスが受けられることなどが奏功し、継続的に需要を獲得している。

また、2023年3月には、サービスによる女性の多様なライフスタイルの支援およびサービス運営における女性活躍促進が評価され、「HAPPY WOMAN AWARD 2023 for SDGs 女性応援ブランド賞」を受賞したほか、2022年に自社サービス内における衣服の廃棄ゼロを実現した。

これらの結果、同第3四半期の業績は、売上高27億874万円、EBITDA(営業利益+レンタル用資産償却費+減価償却費)1億3581万円、営業損失1億4376万円、経常損失1億8333万円、四半期純損失2億3264万円となった。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230428555659.pdf