クルーズ、2024年3月期1Q決算は減収増益 新規事業のGameFi事業が好調な滑り出し
クルーズ株式会社は、2024年3月期第1四半期の連結業績(2023年4月1日~2023年6月30日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :34億3200万円(前年同期比 7.1%減)
営業利益 :2億7100万円( 同 10.0%増)
経常利益 :4億6100万円( 同 65.1%増)
四半期純利益:3億9300万円( 同 133.1%増)
グループの主軸事業の一つであるEC事業の業績は、売上高が16億782万円(前年同期比20.0%減)、セグメント利益は4284万円(前年同期はセグメント損失2770万円)となった。同事業の中心となるSHOPLIST事業は、前年同四半期と比較して取扱高及び売上高が減少。その主な要因として、SEOや広告経由での訪問者数が減少したこと、アパレルEC市場における競合が増えたことで集客の難易度が以前にも増して高まっていることを挙げており、抜本的な集客方法の見直しを行い、取扱高及び売上高を再度成長軌道に乗せていくための施策に注力していきたい、としている。
また同社は、2024年3月期第1四半期より、従来「ゲーム事業」としていたセグメントの名称を「GameFi事業」に、「インターネット広告・メディア事業」としていたセグメントの名称を「メディア事業」に変更した。新規事業であるGameFi事業は第一弾ゲームプロジェクトが好調に推移しており、今後も大きく伸びる可能性がある、としている。
メディア事業はより一層『ランク王』に注力していく方針。両事業の業績は、GameFi事業においては売上高は9億4087万円(前年同四半期比12.5%増)、セグメント利益2億7890万円(同243.4%増)となっており、メディア事業においては売上高2億3365万円(同49.0%減)、セグメント利益6293万円(同67.1%減)となっている。
メディア事業の売上・営業利益が前年同四半期比で減少しているのは、広告代理店事業の大口の取引先との受託業務契約が終了したため。
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230807535673.pdf