クルーズ、2022年3月期決算は減収減益 主力事業のSHOPLISTが不調
クルーズ株式会社は、2022年3月期の通期連結業績(2021年4月1日~2022年3月31日)を発表した。また、今回の通期連結業績と前期実績との間に差異が生じたことも併せて発表した。差異が生じた主な理由として同社は、主力事業のSHOPLIST事業が減益となったこと、新規ゲームの開発コストの負担によりゲーム事業がセグメント損失となったことを挙げている。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :154億7700万円(前期実績値 357億1400万円、前期比 ー)
営業利益 :12億3800万円( 同 21億3400万円、同 42.0%減)
経常利益 :12億9200万円( 同 22億4500万円、同 42.4%減)
当期純利益 :3億1000万円( 同 14億3300万円、同 78.3%減)
※当期首より新しい会計基準が適用されたため、売上高の対前期増減率は記載なし
グループの主軸事業であるEC事業は、 SHOPLISTの取扱高が減少するなど苦戦。売上高が97億8900万円、セグメント利益は前期比54.6%減の8億3900万円となった。その他、インターネット広告・メディア事業は、売上高14億4300万円でセグメント利益6億7100万円(前期比39.7%増)と好調だったが、ゲーム事業は3億7900万円のセグメント損失などとなっている。