デジタルHD、2023年12月期2Q決算を発表 営業・経常利益の赤字幅はやや縮小

株式会社デジタルホールディングスは、2023年12月期第2四半期の連結業績(2023年1月1日~2023年6月30日)を発表した。
 
【連結経営成績】
収益    :67億7100万円(前年同期比 14.1%減)
営業利益  :マイナス5億6100万円(前年同期 マイナス5億8800万円)
経常利益  :マイナス5億4900万円( 同 マイナス5億9700万円)
四半期純利益:マイナス3億7900万円( 同 57億9400万円)
 
 
同社グループは、中期事業目標として「DSイノベーション2023」を掲げており、デジタルシフト事業を主力である広告事業に次ぐ柱とするため、DX領域、IX領域へ集中投資を行っている。同目標の最終年度である2023年度は、デジタルシフト事業において特に、「広告産業変革(AX)の立ち上げ」及び「DXの持続的な拡大」を重点施策として掲げている。
 
主なセグメントの業績を見てみると、株式会社デジタルシフト、株式会社オプトインキュベート等を中心に展開されるDX開発及びDXマーケティングコンサルティング、株式会社バンカブルが提供する広告費の分割・後払いサービス、並びに株式会社RePharmacy、株式会社コネクトム、JOMYAKU株式会社等が中心となって提供する、各産業が抱える業界課題の解決に向けた産業特化型Vertical SaaSをはじめとする新規事業の開発・サービス等で構成される「デジタルシフト事業」では、同四半期の収益は22億2900万円(前年同期比5.4%増)、売上総利益7億4100万円(同13.3%増)、営業損失4億3200万円(前年同期は営業損失2億4800万円)となった。
 
株式会社オプトを中心に展開されるインターネット広告代理事業及びソリューション開発、販売等で構成される「広告事業」は、収益42億円(前年同期比1.4%増)、売上総利益37億2500万円(同1.9%増)、営業利益11億2300万円(同8.1%減)だった。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230804534933.pdf