デジタルHD、2022年1Q決算は会計基準変更で赤字計上 広告事業が振るわず
株式会社デジタルホールディングスは、2022年12月期第1四半期の連結業績(2022年1月1日~2022年3月31日)を発表した。
【連結経営成績】
収益 :46億4700万円(-)
営業利益 :マイナス1億8600万円(-)
経常利益 :マイナス1億4300万円(-)
四半期純利益:マイナス2億4700万円(-)
なお、同社は2022年12月期の期首から「収益認識に関する会計基準」等を適用しており、対前年同四半期増減率は記載していない。
デジタルシフト事業は、「収益認識会計基準」等の適用により収益は16億7100万円と減少したものの、売上総利益は8億1000万円(前年同期比19.4%増)と改善した。一方で先行投資による事業拡大期にあるため、営業損失は6100万円(前年同期は営業損失7900万円)と小幅な改善に留まった。
広告事業は、新しい広告事業に向けての準備が進行中であるため、収益は29億6200万円、売上総利益は26億3500万円(前年同期比21.9%減)、営業利益6億2400万円(前年同期比48.4%減)と振るわなかった。
金融投資事業は、前年同期にはラクスル株式会社の株式売却益を計上したが、当第1四半期連結累計期間は傘下ベンチャーキャピタルにおける少額の株式譲渡による譲渡益の計上にとどまったこと等により、収益は7100万円(前年同期比99.4%減)、売上総利益は5300万円(前年同期比99.5%減)、営業利益200万円だった。