日本テレビHD、2023年2Q決算は増収ながら大幅な減益に ムラヤマの連結子会社化などが影響

株式会社日本テレビホールディングスは、2023年3月期第2四半期の連結業績(2022年4月1日~2022年9月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :1994億4100万円(前年同期比 2.3%増)
営業利益  :193億7400万円( 同 20.4%減)
経常利益  :213億3400万円( 同 23.3%減)
四半期純利益:142億6200万円( 同 22.7%減)

地上波テレビ広告市況は、在京キー局におけるスポット広告費の地区投下量が前年同四半期より減少。地上波テレビ広告収入が落ち込んだが、株式会社ムラヤマの連結子会社化等により、セグメント全体としては増収となった。さらに、生活・健康関連事業において、前年同四半期の緊急事態宣言下におけるスポーツクラブ休館影響の反動により、全体売上高は前年同期比2.3%増の1994億4100万円となった。

営業費用は、前年の「東京2020オリンピック・パラリンピック」のような番組制作費の負担がなくなったが、番組制作やイベントの復活、ムラヤマの連結子会社化による費用増などで、前年同期比5.5%増の1800億6600万円となり、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益がいずれも2割以上の減少となった。

■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120221102555287.pdf