大日本印刷、2020年3月期決算で特別損失を計上 資産の減損処理で264億円計上など

大日本印刷株式会社は、2020年3月期の連結および個別決算において、特別損失を計上すると発表した。
2020年3月期第4四半期連結会計期間において、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、収益性が低下した事業用資産と今後使用見込みがない遊休資産について減損処理を行ったことで、減損損失264億円を特別損失として計上する。個別決算においては、減損損失225億円を特別損失として計上する。
また保有する投資有価証券のうち、取得価額に比べて時価が著しく下落したことなどにより、その回復の可能性があると認められないものについて、2020年3月期第4四半期連結会計期間において、減損処理による投資有価証券評価損67億円を特別損失として計上する。
さらに、関係会社株式のうち、回復の可能性がないものについて、個別決算において、2020年3月期第4四半期会計期間に、関係会社株式評価損145億円を特別損失として計上する。
なお公表済の2020年3月期通期連結業績予想に変更はない。