ファンコミュ、スマフォ好調で増収増益に 13年12月期決算

株式会社ファンコミュニケーションズは、平成25年12月期決算を発表した。

<平成25年12月期の連結業績>
(平成25年1月1日~平成25年12月31日)
売上高:227億2,100万円(前年同期比56.9%増)
営業利益:40億7,500万円(同 81.5%増)
経常利益:41億2,600万円(同 79.1%増)
当期純利益:25億6.300万円(同 56.3%増)

グループの主要事業であるインターネットマーケティングサービス分野では、スマートフォンやタブレット端末等の普及や、高速なデータ通信環境の整備により、消費者のインターネット利用シーンはますます広がりを見せており、企業によるインターネットを活用したマーケティングへの取り組みは今後さらに拡大していくものと予測される。
当連結会計年度においては、スマートフォンへの対応を強化し、スマートフォン経由の広告収入の拡大により、売上高が増加した。

セグメントの業績は、次のとおり。

<パソコン向けアフィリエイト広告サービス>
各種キャンペーンや広告主に向けて費用対効果を高めるコンサルティング活動を行った。その結果、売上高は108億673万5,000円(前年同期比28.6%増)、全社費用控除前の営業利益は28億8,189万8,000円(前年同期比28.7%増)となった。

<モバイル向けアフィリエイト広告サービス>
「ネンド」の売上が順調に推移した。その結果、売上高は109億3,676万1,000円(前年同期比119.4%増)、全社費用控除前の営業利益は20億3,135万6,000円(前年同期比159.3%増)となった。

<自社媒体事業>
平成24年7月に子会社化した株式会社ミートラボの連結対象期間の相違により売上が増加した。営業利益については原価率の改善等もあり増加した。その結果、売上高は4億9,569万4,000円(前年同期比12.2%増)、全社費用控除前の営業損失は2,061万8,000円(前年同期は営業損失9,610万2,000円)となった。

<その他>
売上高は4億8,205万4,000円(前年同期比26.1%減)、全社費用控除前の営業利益は3,829万5,000円(前年同期比56.0%減)となった。