アウンコンサルティング、増収ながら為替差損計上などで純利益は出せず 2017年1Q決算

アウンコンサルティング株式会社は、2017年5月期第1四半期(2016年6月1日~2016年8月31日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :4億7200万円(前年同期比 13.5%増)
営業利益  :400万円(前年 マイナス1300万円)
経常利益  :マイナス600万円( 同 1200万円)
四半期純利益:マイナス700万円( 同 1000万円)

「日系企業向け多言語SEMサービスへの経営資源の集中投下」「アセット事業の安定稼働」「海外法人における生産性向上」「人材育成による組織体制の強化」に注力。SEMのノウハウと、海外法人とのネットワークを活用した付加価値の高いサービスを提供することで、消費行動の変化に対応するなどしたことで売上は増加。
また、営業外収益として投資事業組合運用益などを計上した。一方で、営業外費用として、海外法人への貸付金の洗い替えによる為替差損などを計上した。この結果、営業利益はプラスとなったが、経常損益および親会社株主に帰属する四半期純損益は、前年の黒字からともにマイナスとなった。