アウンコンサルティング、2021年1Q決算は前年同期より損失拡大 インバウンド関連広告が停滞

アウンコンサルティング株式会社は、2021年5月期第1四半期の連結業績(2020年6月1日~2020年8月31日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :3億5400万円(前年同期比 24.7%減)
営業利益   :マイナス3800万円(前年 マイナス1800万円)
経常利益   :マイナス3600万円( 同 マイナス1900万円)
四半期純利益 :500万円( 同 マイナス2200万円)

全体では、新型コロナウイルス感染拡大による影響で、企業のインバウンド・プロモーション予算の減額等により、対前年同期比で減収となり、利益の赤字幅が増大。投資有価証券の売却益を特別利益に計上した。
マーケティング事業については、インバウンド関連の広告出稿の多くが停止しており、2021年に予定されている東京オリンピック・パラリンピックを見据えた準備を進めるなどした結果、事業売上高は3億4724万円(前年同期比25.0%減)、セグメント利益は529万円(前年同期比83.1%減)だった。
アセット事業は、フィリピンにおける不動産業務についてロックダウンが長期化したことで、現地の日系不動産会社へ業務移管することを決定した。事業売上高は726万円(前年同期比5.1%減)、セグメント損失は645万円(前年同期はセグメント損失518万円)だった。