クリーク・アンド・リバー社、VRおよびARの新会社設立

株式会社クリーク・アンド・リバー社は、8月19日に、Idealens Technology Co., Ltd.(以下「アイデアレンズ社」)の筆頭株主である投資ファンド NewMargin Venturesのパートナー・王 涵氏と共同で、新会社 株式会社VR Japan(以下、VR Japan)を設立した。新会社の設立により、VR(Virtual Reality:仮想現実)およびAR(Augmented Reality:拡張現実)における日本市場進出を目指す。

アイデアレンズ社は、米大手IT企業の開発者であった宋海涛氏が2014年に設立。VR/AR/AI(人工知能)などの領域で60項目余りの特許を所持する中国の企業グループ IDEALSEE GROUP(理想境界集団)の中核企業であり、アイデアレンズ社が開発した軽量で高性能なVR専用OSを搭載したケーブルレス一体型VRデバイスは、米国でも高い評価を得ている。

アイデアレンズ社の製品・技術力とC&Rグループのマーケティング能力を掛け合わせ、日本のVR/AR市場を開拓することを目的に、新会社VR Japanを設立する。VR Japanは、アイデアレンズ社製品の日本における独占販売やマーケティング、プラットフォームの運営管理を行う。また、C&Rグループは、クライアント、プロフェショナルと新しいサービス開発を行うとともに、日本の優れたコンテンツを世界へと配信する。

2016年はVR元年ともいわれ、VRやARに関する製品やサービスが注目を集めている。ゲーム、TV、映画、ライブなどのエンタテインメント分野のみならず、医療、建築、教育など、様々な分野でVR/AR技術を活用するための研究が進められており、2025年には、VR/AR関連機器の市場規模は、世界で12兆円を超えると予測されている。

【VR Japan社の概要】
商  号:株式会社VR Japan
設  立:2016年8月19日
所 在 地:東京都千代田区麹町二丁目10番9号
     C&Rグループビル
代 表 者:代表取締役社長 青木 克仁
資 本 金:20,000千円
出資比率:当社 51.0%、王 涵 氏 49.0%