オールアバウト、売上好調も費用増で増収減益に 広告宣伝費など増加 17年1Q決算

株式会社オールアバウトは、2017年3月期第1四半期(2016年4月1日~2016年6月30日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :22億2400万円(前年同期比 19.5%増)
営業利益  :2300万円( 同 75.0%減)
経常利益  :1700万円( 同 79.7%減)
四半期純利益:9800万円( 同 21.2%増)

「メディア広告&ソリューション」「トライアルマーケティング&EC」「生涯学習」「グローバル」「CtoC」「ウェルネス」「クラウドソーシング」「デジタルコンテンツ」の8つの領域を、中期的な注力領域として展開。
マーケティングソリューションセグメントについては、O2Oアプリの受託開発で大型案件が発生しなかったため前期実績を下回った。一方、広告売上は堅調に推移し、セグメントの売上高は7億2100万円(前年同四半期比4.6%増)、セグメント利益は1億円(前年同四半期比17.5%増)となった。
コンシューマサービスセグメントについては、「サンプル百貨店」主力の有償サンプリングサービス「ちょっプル」が堅調に推移したが、TVCMを実施したため広告宣伝費が増加。セグメントの売上高は15億1500万円と29.0%増になったが、損益はゼロ円(前年はセグメント利益3700万円)となった。