電通、米データマーケティング会社 「マークル社」の株式取得

株式会社電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、米国独立系で最大級のデータマーケティング会社「Merkle Group Inc.」(以下「マークル社」)のマジョリティー株式を取得することにつき、同社株主と合意したことを発表した。

マークル社の前身は1971年に設立され、その後1988年に現経営者によって買収され、現在に至っている。この間に同社は、ローカルのデータ処理からファーストパーティーデータ(顧客データ)分析に関わるようになり、その専門性とノウハウを磨き上げることで、独自のテクノロジープラットフォームを有するグローバルプレーヤーへと成長しており、現在では650社以上の世界有数の企業を顧客として抱え、同社がアクセスできるマーケティング・データベースは150以上、管理するファーストパーティーデータも37億件を超えている。

マークル社のサービス領域は、事業戦略や顧客戦略の策定、クラウドを活用したデータ&CRM管理、分析&インサイト、最適なチャネル/メディア/テクノロジー/プラットフォームの活用、クリエーティブやコンテンツの制作、キャンペーンのプランニングと実施など多岐にわたる。これらを統合して提供することで、消費者とのエンゲージメントを高め、マーケティングROIを最大化できるところに同社の強みがある。

今回の株式取得では、同社グループにとって、①今後ますます重要性の高まるデータやテクノロジーを活用したソリューション領域において規模と専門性、新しいケイパビリティーを獲得できること、②またその結果、これまで以上に顧客企業の戦略パートナーとしての役割を担えるようになること、③既存のサービスやネットワークとの補完関係が戦略的かつ地政学的に成り立ち、シナジーの創出につなげていけること、④有能な経営チームと多くの専門人材を一度に獲得できること、という4つのメリットがあるとしている。

【マークル社の概要】
社名:Merkle Group Inc.
本社所在地:米国・メリーランド州・ハワード郡コロンビア
      全米に16のオフィスを構えるほか、英国のロンドン市、
      ブリストル市、スペインのバルセロナ市、中国の上海市、
      南京市にもオフィスを展開
設立:前身は1971年に設立。1988年に現経営者により買収され、今日に至る
収益(Revenue):436百万米ドル(約446億円)(2015年12月期)
代 表 者:David Williams(Chairman & CEO)
従業員数:約3,400名
事業内容:データやテクノロジーを活用したマーケティングソリューションを提供