電通、豪デジタルマーケティング・エージェンシー「サーチ・ファクトリー社」の株式100%取得で合意

株式会社電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、オーストラリアの有力デジタルマーケティング・エージェンシーである「Search Factory Pty Ltd」(以下「サーチ・ファクトリー社」)の株式100%を取得することを発表した。

2011年に設立されたサーチ・ファクトリー社は、SEMやパフォーマンス領域のデジタルマーケティング・サービスに強みを持っており、小売業やサービス業を中心としたローカルおよびグローバルの顧客からの高い評価を得ることで急成長してきた。

株式取得後、サーチ・ファクトリー社を、同社グループの9つのグローバルネットワーク・ブランドの1つで、デジタルマーケティング事業をオーストラリア ブリスベン市で唯一展開するiProspect(アイプロスペクト)のネットワークに組み込むという。

iProspectブランドは、今回のサーチ・ファクトリー社および直近のスコーチ社の買収により、オーストラリアにおいても200名以上の従業員を抱える最大規模のデジタルマーケティング・エージェンシー・グループとなる。

今後、サーチ・ファクトリー社はブランド呼称をSearch Factory│iProspect(サーチ・ファクトリー│アイプロスペクト)とし、グループ会社との連携によりシナジーを生み出していくことで、オーストラリアでの成長戦略を加速させていく。

【サーチ・ファクトリー社の概要】
社名:Search Factory Pty Ltd
本社所在地:オーストラリア・クイーンズランド州・ブリスベン市
設立:2011年5月
株主構成:株式取得後、電通イージス・ネットワーク 100%
収益(Revenue):240万オーストラリアドル(約1.9億円)(2015年12月期)
代表者:Nic Blair(創業者)
    Michael Bell (CEO)
従業員数:24名
事業内容:デジタルマーケティング全般のサービスを提供

※ブリスベン市はオーストラリアでシドニー市、メルボルン市に次ぐ広告市場。