電通カラ、2016年の世界の広告費成長率予測 4.5%増になる見込み

株式会社電通の海外子会社のCarat(カラ)は、世界の広告費について成長率予測を発表した。
カラは、年に2回(3月と9月)、全世界59地域から収集したデータを基に、世界の広告費成長率予測を行っている。
それによると、2015年の世界の広告市場の成長率は、前年比3.9%増だった。北米は4.3%増、 西ヨーロッパは英国および回復基調にあるスペインの高い成長により、全体で2.8%増。中央および東ヨーロッパは厳しい経済環境が続き、マイナス3.0%の成長となっている。アジアパシフィックは、3.6%増。ラテンアメリカは11.0%増だった。
2016年の世界の広告市場は、4.5%増と予測。2016年の世界の広告費は対2015年比で230億ドル増加し、5,380億ドルに達する見込みだ。UEFA欧州サッカー選手権、リオデジャネイロオリンピック・パラリンピック、米国大統領選などの大型イベントが貢献し、2017年にも同じく4.5%の成長が見込まれる。
7つの対象媒体では、テレビ広告費が最大のシェアを占め、2016年に構成比41.4%、2017年に40.7%になると予測されている。デジタル広告費の構成比は2016年に27.0%、2017年には29.3%へと伸長すると予測されている。