テレビ東京HD、営業利益が大幅増 16年2Q決算
株式会社テレビ東京ホールディングスは11月4日、2016年3月期第2四半期(2015年4月1日~2015年9月30日)の業績を発表した。
【経営成績(累計)】
売上高 :657億3900万円(前年同期比 4.2%増)
営業利益 :39億7800万円( 同 49.3%増)
経常利益 :41億6700万円( 同 44.8%増)
四半期純利益:25億0000万円( 同 57.4%増)
中核の放送収入のうちタイム収入は、ゴールデン帯のミニ番組、深夜番組の営業企画セールスに苦戦。前年度の「2014FIFAワールドカップブラジル大会」の反動もあり、245億4200万円と前年同期比5.8%の減収だった。スポット収入は、販促企画によるシェアアップ、高シェア広告主の大型出稿、新規広告主の開拓などにより、143億5300万円で前年同期比0.8%の増収。トータル収入は388億9500万円、前年同期比3.5%の減収だった。一方BS等収入は、16億9500万円で、前年同期比23.0%の増収と好調だった。番組販売収入は好調を維持し、19億8200万円(前年同期比2.1%増)だった。ソフトライツ収入も好調で、91億8300万円(前年同期比74.0%増)だった。一方費用面は、営業費用全体で494億7500万円、前年同期比0.2%増に留まり、地上波放送事業の売上高は518億8200万円(前年同期比3.1%増)、営業利益は24億700万円(前年同期比154.1%増)と好調だった。
なおインターネット・モバイル事業では、4月より開始している動画配信サービス「ネットもテレ東キャンペーン」の他、動画サービスの拡充に積極的に取り組み、売上高19億2800万円(前年同期比9.7%増)、営業利益1億4500万円(前年同期比12.6%増)だった。