電通と新潟市、最先端技術とマーケティングを融合し、農業起点の地方創生を目指す

株式会社電通と新潟市、Genomedia株式会社は1月28日付で連携協定を結び、農業を起点とした地方創生に向けた「農産物高付加価値化プロジェクト」を始動させることを発表した。

2014年に新潟市は、大規模農業改革拠点として国家戦略特区に指定された。本プロジェクトは、同市において、農産物の品種改良から加工品の商品開発およびブランド開発までを戦略的に行う取り組み。地元生産者・加工業者と連携し、「科学」と「マーケティング」の両視点から高付加価値な農産物・産品の継続的な生産を図り、新潟の地方創生、ひいては日本農業の活性化と国際競争力の強化を目指す。

本プロジェクトでは、東京大学発のベンチャー企業である、ゲノメディアのゲノム解析技術を農産物と農業周辺事業に応用していく。電通が収集・分析した農産物の消費者ニーズ、あるいは生産者が抱える課題とゲノム解析技術をマッチングし、マーケットから逆算した発想で新潟および現地の生産者と連携、需要と供給をつなぐバリューチェーンを確立していく。

■Genomedia株式会社について
会社名 :Genomedia株式会社 (Genomedia Inc.) http://genomedia.jp/
所在地 :東京都文京区本郷 4-1-4 常和本郷ビル
代表者 :山田 智之(代表取締役)
設立日 :2013年10月31日
事業概要:最新のゲノム情報の知見を、人や動物、植物、土壌など幅広い分野に応用し、医療分野をはじめ、さまざまな領域で下記サービス等を提供
・ゲノム情報を活用した解析サービス・診断サービス
・ゲノム情報解析ソフトウェア・ツールの提供、販売