オプト 広告売上が好調推移、人件費膨らむも利益増 13年4~6月期

株式会社オプトは、2013年12月期第2四半期(2013年1月1日~2013年6月30日)の決算短信を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :382億4400万円(前年同期比 1.9%増)
営業利益  :9億4100万円( 同 87.5%増)
経常利益  :8億8800万円( 同 153.0%増)
四半期純利益:3億1200万円( 同 増減なし)

広告・ソリューション事業においては、子会社の株式会社クラシファイドがYahoo!不動産新築物件情報のクラシファイド広告の取り扱い、ソウルドアウト株式会社が中堅・ベンチャー企業向けにインターネット広告の取り扱いを行っている。また、クロスフィニティ株式会社がSEOソリューションサービス及びメディアコンサルティングサービス、株式会社エスワンオーインタラクティブが広告主向けにインターネットマーケティングの戦略的運用を支援するトレーディングデスクを提供している。
今期においては、単体における運用型広告が好調に推移し、スマートフォン向け広告においても検索連動型広告を中心に拡大。いずれの広告も好調に推移した。一方で人員体制強化を目的に、単体のソーシャル&コンシューマ事業及び海外事業からの人員受け入れや新卒採用により、人員が大幅に増加し、人件費が増加。電通との業務提携契約変更に伴うメディアバイイング機能の見直しにより売上高が減少した。そのため、当該事業の売上高は332億6700万円(前年同期間比4.9%減)、営業利益6億2800万円(前年同期間比24.5%減)となった。