デジタルHD、2023年12月期1Q決算を発表 営業・経常利益の赤字幅が拡大

株式会社デジタルホールディングスは、2023年12月期第1四半期の連結業績(2023年1月1日~2023年3月31日)を発表した。
 
【連結経営成績】
収益    :33億5500万円(前年同期比 27.8%減)
営業利益  :マイナス3億5000万円(前年同期 マイナス1億8600万円)
経常利益  :マイナス3億7000万円( 同 マイナス1億4300万円)
四半期純利益:マイナス2億1800万円( 同 マイナス2億4700万円)
 
同社グループは、中期事業目標として「DSイノベーション2023」を掲げており、デジタルシフト事業を主力である広告事業に次ぐ柱とするため、DX領域、IX領域へ集中投資を行っている。同目標の最終年度である2023年度は、デジタルシフト事業において更なる選択と集中を行うとし、「広告産業変革(AX)の立ち上げ」及び「DXの持続的な拡大」を重点施策として掲げている。このような経営方針のもと事業推進を進めた結果、2023年12月期第一四半期の主要セグメントの業績は以下のとおり。
 
「デジタルシフト事業」 は、 株式会社デジタルシフト、株式会社オプトインキュベート等を中心に展開されるDX開発及びDXマーケティングコンサルティング、株式会社バンカブルが提供する広告費の分割・後払いサービス、並びに株式会社RePharmacy、株式会社コネクトム、JOMYAKU株式会社等を中心に、各産業が抱える業界課題の解決に向けた産業特化型Vertical SaaSをはじめとする新規事業の開発・サービスの提供等で構成。同四半期の収益は11億5200万円(前年同期比5.2%増)、売上総利益3億9700万円(同10.8%増)、営業損失2億5800万円(前年同期は営業損失8200万円)となった。
 
「広告事業」は、株式会社オプトを中心に展開されるインターネット広告代理事業及びソリューション開発、販売等で構成されており、収益22億3400万円(前年同期比8.7%増)、売上総利益19億4800万円(同5.4%増)、営業利益6億9600万円(同13.7%増)だった。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230509561543.pdf