デジタルガレージ、13年6月期業績予想を上方修正 株式売却益などで純利益が大幅増

株式会社デジタルガレージは5月10日、2013年6月期通期の業績予想(2013年2月4日発表)について、修正数値を発表した。

【2013年6月期通期(累計)連結業績予想の修正(2012年7月1日~2013年6月30日)】
売上高   : 275億0000万円(前回発表 270億0000万円)
営業利益  : 13億0000万円( 同 16億5000万円)
経常利益  : 30億0000万円( 同 28億0000万円)
当期純利益 : 26億0000万円( 同 17億0000万円)

自社メディア開発事業に振り向けていたグループ内の人的リソースを、より成長性の高いビッグデータ事業などの戦略事業へシフトさせていること、米国での事業において先行投資的費用が増加することなどから、営業利益は前回公表した予想を下回る見込みとなった。一方、ペイメント事業のアジア展開に向けた戦略的な資本業務提携に伴い、連結子会社であるecontext Asia Limitedの株式の一部を譲渡したことなどで売却益が発生したため、当期純利益は予想を大幅に上回る見込み。