ヤフー、2Q決算 リスティング広告売上が拡大し増収増益

ヤフー株式会社は10月24日、2013年3月期第2四半期(2012年4月1日~2012年9月30日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :1563億8300万円(前年同期比 7.4%増)
営業利益  :854億4700万円( 同 7.6%増)
税引前利益 :867億3500万円( 同 8.0%増)
四半期純利益:522億2200万円( 同 9.8%増)

当第2四半期は、リスティング広告において、広告効果を高める機能強化や販売活動の強化により、検索連動型広告および興味関心連動型広告の売上が過去最高となるなど、リスティング広告の売上が大きく拡大。また、求人や不動産などの情報掲載サービスの売上が引き続き伸びたとしている。
累計期間においては、検索連動型広告の売上が拡大した他、興味関心連動型広告の売上の伸びも顕著なものとなり、リスティング広告の売上が増収に大きく貢献した。検索連動型広告、興味関心連動型広告いずれもスマートフォン経由の売上が大幅に拡大した。ディスプレイ広告においても「プライムディスプレイ」への広告出稿が伸びるなど、売上が増加した。また、求人、不動産などの情報掲載サービスの売上が大きく増加した他、データセンター関連、ゲーム関連サービスの売上の伸びも売上全体の増加に寄与した。売上の拡大に加えて、広告宣伝費や業務委託費などコスト削減にも努めた結果、当第2四半期累計期間は売上、利益ともに前年同四半期比で増加したとのこと。