インテグレートら“パワーコンテンツ連動型アトリビューション・マネジメント”プロジェクト立上げ

株式会社デジタルインテリジェンス、株式会社インテグレート、アタラ合同会社、株式会社日本ビジネスプレスの4社は、共同で「“パワーコンテンツ連動型アトリビューション・マネジメント”プロジェクト(以下、本プロジェクト)」を立ち上げることを発表した。「広告」と「コンテンツ」を連動させたアトリビューション・マネジメントは、国内初のプログラム。

アトリビューション分析とは、複数の広告キャンペーンや流入チャネルを経由してコンバージョンに至った場合に、どの流入元がどの程度コンバージョンに貢献しているのかを分析し、各流入元の貢献度を導き出すことを指す。この手法を取り入れた効率的な顧客獲得のプログラムをアトリビューション・マネジメントと言う。

本プロジェクトの特徴は、「広告」の効果測定のみに依拠していた、従来のアトリビューション・マネジメントと違い、「広告」だけでなく、「コンテンツ」が消費者に及ぼす影響を測定することが可能になった点。

トリプルメディアの全領域において、消費者が接する「コンテンツ」の影響は多大であり、「広告」接触やコンバージョンにも直接・間接的に影響を与えているだろうと推測されていた。

しかし、これまでは「コンテンツ」のポストインプレッション効果(注1)を測定することは不可能とされ、また「パワーコンテンツ」をマーケティングに生かす方法論も未整備の状態だった。
本プロジェクトでは、「ネットマーケティングのコンサルティング及びプロデュース」(デジタルインテリジェンス)、「IMC戦略プランニング及びパワーコンテンツの設計・制作」(インテグレート)、「広告およびコンテンツのアトリビューション分析」(アタラ)、「マーケティング・プラットフォームの提供、メディア連携のハブ機能提供」(日本ビジネスプレス)という4社の知見とノウハウを結集し、初めて「広告」と「コンテンツ」を連動させたアトリビューション・マネジメントを実現した。

本プロジェクトにおけるアトリビューション設計では、日本ビジネスプレスのインフラを活用しているisMedia媒体群(18媒体、1億6,058万PV/月、2,537万UU/月)(注2)のうち、ビジネス系メディアのコンテンツ(タイアップページ、企画ページなど)への訪問者をターゲットとしたリターゲティング広告を実施する。また、第三者配信エンジンを使い、全体をトラッキングしてアトリビューションを行うことで、コンテンツの価値と媒体の価値を検証していく。
さらに、消費者がコンバージョンに至るまでの経過の中で接触する「コンテンツ」のポストインプレッション効果の測定により、消費者の心を動かすコンテクストを発見し、対応するパワーコンテンツを設計・制作する。

【「“パワーコンテンツ連動型アトリビューション・マネジメント”プロジェクト」概要】
■本プロジェクトが「デジタルマーケティング」に寄与する4つのポイント
1:「広告」に加えて、「コンテンツ」がユーザーに及ぼす影響を測定できる
2:新たな中間KPIを設定し、マーケティングマネジメントの精度を向上させる
3:ユーザーの心を動かすコンテクストを発見し、対応するパワーコンテンツを設計・制作する
4:全体を通じて、需要創造から刈り取りの好循環を創出する

■プロジェクトメンバーの主な役割
●デジタルインテリジェンス:
全体統括、3メディア4スクリーン戦略のコンサルティング、適切な中間KPI設定
●インテグレート:
ユーザーの心を動かす情報クリエイティブ、パワーコンテンツの設計・制作
●アタラ:
広告およびコンテンツのアトリビューション分析
●日本ビジネスプレス:
マーケティング・プラットフォームの提供、メディア連携のハブ機能提供
パワーコンテンツの設計・制作、集客導線の設計・提供

株式会社デジタルインテリジェンス:http://di-d.jp/

株式会社インテグレート:http://www.itgr.co.jp/

アタラ合同会社:http://www.atara.co.jp/

株式会社日本ビジネスプレス:http://www.jbpress.co.jp/