ファンコミュ、2Qは売上高63億円 ガラケー向けアフィリで一部サービス終了も

株式会社ファンコミュニケーションズは、平成24年12月期第2四半期決算を発表した。

<平成24年12月期第2四半期の連結業績>
(平成24年1月1日~平成24年6月30日)
売上高:63億9,100万円
営業利益:9億1,700万円
経常利益:9億4,400万円
四半期純利益:8億7,400万円

スマートフォンの急激な普及により「エーハチネット」及び「ネンド」を中心にトラフィックが大きく伸びた。そのため、スマートフォン広告の受注に注力するとともに、スマートフォン経由の広告効果を高めるための取り組みを行った。また、広告主のグローバル化に対応するために、世界各国のアドネットワークとのつなぎこみを行う株式会社アドジャポンを設立。さらに、グループが運営するサービスに参加しているパートナーサイトを中心に、クラウドソーシングを展開するため、株式会社セルフエンプロイドを設立した。その他、グループでは、アフィリエイト広告サービスの周辺事業においても積極的なサービス展開を行った。

セグメントの業績は、次のとおり。

<パソコン向けアフィリエイト広告サービス>
各種キャンペーンや広告主に向けて費用対効果を高めるコンサルティング活動を行った。その結果、売上高は39億1,450万3,000円、全社費用控除前の営業利益は10億3,756万8,000円となった。

<モバイル向けアフィリエイト広告サービス>
ネンドの売上が順調に推移した。その結果、売上高は19億9,742万9,000円、全社費用控除前の営業利益は、2億8,230万9,000円となった。またフィーチャーフォン向け広告サービス「アドカボ」については、2012年6月末をもってサービスを終了した。

<自社媒体事業>
株式会社リアラスの売上がフィーチャーフォン向け広告を中心に減少した。その結果、売上高は2億1,522万1,000円、全社費用控除前の営業損失は3,505万1,000円となった。

<その他>
売上高は2億6,481万2,000円、全社費用控除前の営業利益は1,470万8,000円となった。