DNPとゼンリンデータコムが業務提携 デジタルサイネージの広告・ソリューション事業を共同推進

大日本印刷株式会社(以下、DNP)は、株式会社ゼンリンデータコムと業務提携し、デジタルサイネージ(電子看板)を活用したソリューション事業および広告事業などの企画・営業活動を共同で推進していくことを発表した。
両社はこれまでも、地図ソリューションの販売などに共同で取り組むなど協力関係を構築。両社が個別に展開しているデジタルサイネージ事業において、両社の強みを持ち寄り協業することで、さらなる発展につながると考え、今回、業務提携契約を締結した。
今回の提携により両社は、ゼンリンデータコムがパートナシップ契約を結んでいる韓国のフィンガータッチインターナショナル社が開発するデジタルサイネージ機器の販売と、その機器に合わせたコンテンツの提供を開始。同社は、デジタルサイネージ機器の生産だけでなく、コンテンツやソフトウェアの企画開発および効率的なサービスの提供に関して多数の実績を有しており、ソウル市内の地下鉄の構内を中心に約1,000台のデジタルサイネージ機器およびコンテンツが採用されている。
今後DNPとゼンリンデータコムは、両社が保有するデジタルサイネージの機器やサービスを組み合わせたソリューションを、駅などの公共施設や、ショッピングモールなどの商業施設、メーカーや小売店などに幅広く提供していく。また、日本国内だけでなく、東南アジアを中心とした海外市場への展開も積極的に進めていく。