テレビ東京HD、2026年3月期2Q決算は増収増益 経常利益は前年同期比235%増など利益面が大きく伸長

株式会社テレビ東京ホールディングスは、2026年3月期第2四半期の連結業績(2025年4月1日~2025年9月30日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高   :799億7500万円(前年同期比 8.4%増)
営業利益  :70億6000万円( 同 252.4%増)
経常利益  :73億1400万円( 同 235.1%増)
中間純利益 :49億5400万円( 同 193.1%増)
 
同中間期は、売上高は前年同期比8.4%増の799億7500万円、営業費用は同1.6%増の729億1500万円となった。

グループの中核子会社である株式会社テレビ東京の決算は、売上高が12.0%増の609億9600万円、営業利益は653.6%増の57億400万円、経常利益は242.5%増の67億8300万円、税引前中間純利益は242.6%増の67億8200万円となっている。
 
セグメント別の業績を見ると、テレビ東京グループ各社が行う放送事業である「地上波・BS放送事業」の同一セグメント内取引を調整したセグメント売上高は、同6.5%増の506億9900万円、営業利益は同305.7%増の40億400万円だった。
 
株式会社テレビ東京が持つコンテンツを活用し放送による広告以外に収入を上げているライツ事業や、グループ会社が行ううアニメのCS放送や音楽関連ビジネス事業からなる「アニメ・配信事業」の同一セグメント内取引を調整したセグメント売上高は、同16.7%増の244億6800万円、営業利益は同176.2%増の33億6300万円となっている。
 
このほか「ショッピング・その他事業」では、同社グループが手掛けるテレビ通販やECコマース、グループ全体のサポート事業を行っている。このうち、株式会社テレビ東京ダイレクトは、主力の「テレビ東京ショッピング」において売れ筋商品が前年に及ばず減収。

「虎ノ門市場」は、人気商品の海鮮商品や「訳あり!商品」が売上を伸ばし、増収となった。

「テレ東本舗。」も羽田空港や東京駅の実店舗が好調に推移し増収となったものの、「テレビ東京ショッピング」の減収が大きく、同社の売上高は同6.1%減の53億5800万円だった。

これらの結果、同事業の同一セグメント内取引を調整したセグメント売上高は、同0.2%減の81億6700万円、営業利益は同30.4%減の2億5000万円となった。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120251007569447.pdf