関通、2026年2月期2Q決算を発表 純利益は増益ながら営業・経常利益が減益

株式会社関通は、2026年2月期第2四半期の連結業績(2025年3月1日~2025年8月31日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高  :86億6100万円(前年同期比 14.3%増)
営業利益 :7200万円( 同 27.1%減)
経常利益 :5100万円( 同 34.3%減)
中間純利益:6100万円( 同 24.3%増)
 
物流サービス事業においては、EC・通販物流支援サービスを中心に、引続き品質及び生産性向上のための改善活動に取り組み、顧客満足度の一層の向上を推進した。また、本国内の賃金上昇の影響を受け、倉庫内で作業する人員のコストに対応するべく、顧客と密に価格交渉する等、利益率の改善に取り組んだ。

この結果、同事業の売上高は80億6943万円(前年同期比12.1%増)、セグメント利益は2200万円(前年同期は3680万円のセグメント損失)となっている。
 
ITオートメーション事業では、倉庫管理システム「クラウドトーマスPro」におけるサイバー攻撃の影響で一部顧客の解約が発生していたが、新たに大規模案件が決定したこと等により業績は徐々に回復。この結果、同事業の売上高は5億2363万円(同58.1%増)、セグメント利益は8048万円(同50.2%減)だった。
 
その他の事業は、売上高6823万円(同36.6%増)、セグメント損失2987万円(前年同期は2529万円のセグメント損失)となっている。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120251014572535.pdf