ヒラキ、2024年3月期3Q決算は減収減益 利益面がいずれも前年同期比約70%減と大幅に減少

ヒラキ株式会社は、2024年3月期第3四半期の連結業績(2023年4月1日~2023年12月31日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高    :102億800万円(前年同期比 6.8%減)
営業利益   :8300万円( 同 70.7%減)
経常利益   :9600万円( 同 70.1%減)
四半期純利益 :5500万円( 同 73.1%減)
 
通信販売事業においては、春夏シーズンに続き、秋冬シーズンに超低価格の「ビットローファー」、「新・JOG軽」、「ルームシューズ」のほか衣料関連商品等多くの販売促進商品ならびに、靴を主体に新商品を約300点投入。販売促進面では、TVer動画広告・テレビCM・インフルエンサーによるPR投稿のほか、2か月にわたる靴まつりキャンペーン、期間限定セールの継続的実施等により受注件数の増加に努めた。

しかしながら、販売促進商品が全体の受注を牽引するに至らなかったほか、円安による輸入価格上昇のため価格改定を行ったことや、物価高により実質賃金が低下する中、消費者の節約志向の高まりに加え商品の価値を魅力的かつ効果的に表現することが十分にできなかったことも影響し、受注件数が前年同期を下回った。

この結果、同事業の売上高は51億8900万円(前年同期比14.3%減)なっている。利益面は、売上総利益率は前年同期を上回り、販管費の削減も図ったものの、減収の影響が大きくセグメント利益は3億3500万円(同39.7%減)だった。
 
このほか、店舗販売事業は売上高48億5800万円(同3.6%増)でセグメント利益5500万円(同52.5%増)、卸販売事業は売上高1億6100万円(同24.1%減)でセグメント損失500万円(前年同期は損失1200万円)となった。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120240205526362.pdf