ビューティガレージ、2024年4月期2Q決算は増収増益 利益面はいずれも前年同期比50%以上増の大幅増益
株式会社ビューティガレージは、2024年4月期第2四半期の連結業績(2023年5月1日~2023年10月31日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :143億4100万円(前年同期比 13.4%増)
営業利益 :7億6600万円( 同 50.3%増)
経常利益 :7億8000万円( 同 52.6%増)
四半期純利益:5億2700万円( 同 51.2%増)
同四半期は、同社の属する美容サロン業界においては、店舗間競争の激化と慢性的な人手不足という課題に直面しているものの、コロナ禍後の景気回復基調に合わせて、緩やかに来店客数・客単価の回復基調が続いた。そのような状況の中、同社グループは利便性の向上や提供サービスの強化といった施策による需要掘り起こしと共に、コストコントロールや海外事業の見直しなど、収益改善にも努めた。
主力である物販事業では、商品ラインナップの拡充とECサイトのUI/UXの着実な改善と進化を継続することを通じて、美容商材流通のプラットフォーマーとしての役割強化に注力。KPIとしては、美容サロンによる同社ECサイト継続利用が増えており、アクティブユーザー数、ロイヤルユーザー数、注文件数が大きく増加した。円安および原材料・輸送費高騰による原価率の上昇は前期から続いているものの、販売価格見直しの適宜実施と、スケールメリット創出による仕入れ価格の低減や各種コスト削減による販管費の圧縮によって、利益率の確保に努めた。この結果、物販事業全体としての売上高は118億8990万円(前年同期比14.3%増)、セグメント利益は6億8814万円(同49.5%増)となった。
このほか店舗設計事業は売上高15億4130万円(同2.0%増)、セグメント利益6319万円(同2.1%減)と増収減益。その他周辺ソリューション事業は売上高9億1070万円(同24.7%増)、セグメント利益1億1251万円(同48.2%増)で増収増益だった。
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120231206599837.pdf