株式会社ビューティガレージ、2024年4月期1Q決算は増収増益 経常利益は前年同期比53%増と大幅に伸長

株式会社ビューティガレージは、2024年4月期第1四半期の連結業績(2023年5月1日~2023年7月31日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高   :71億7600万円(前年同期比 18.1%増)
営業利益  :3億8400万円( 同 49.9%増)
経常利益  :3億9500万円( 同 53.1%増)
四半期純利益:2億6000万円( 同 30.4%増)
 
同四半期は、同社の属する美容サロン業界においては、新型コロナウイルス感染拡大の落ち着きと共に需要が戻り、緩やかに回復基調が続いた。そのような状況の中、同社グループは取扱ブランド数の拡大、利便性の向上、提供サービスの強化などに努めた。
 
主力である物販事業では、ECサイトのUI/UXの着実な改善と進化を継続することに加え、EC問合せ対応チャットボットおよび開業相談チャットボットでの「ChatGPT」導入によるAI活用のサービスインといった、美容商材流通のプラットフォーマーとしての役割強化に注力した。

KPIとしては、美容サロンによる同社ECサイト継続利用が増えており、アクティブユーザー数、ロイヤルユーザー数、注文件数が大きく増加している。前期から続く円安および原材料・輸送費高騰による原価率の上昇という課題には直面しているものの、販売価格見直しの適宜実施と、スケールメリット創出による販管費の圧縮等によって利益率の確保に努めた結果、物販事業全体としての売上高は59億9000万円(前年同期比16.5%増)、セグメント利益は3億5836万円(同44.7%増)となった。
 
このほか店舗設計事業は売上高7億6030万円(同31.4%増)、セグメント利益3378万円(同11472%増)と増収増益。その他周辺ソリューション事業は売上高4億2588万円(同19.0%増)、セグメント利益4350万円(同23.4%減)で増収減益だった。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230906551393.pdf