ユーザーローカル、2023年6月期決算は増収増益 利益面はいずれも前期比30%以上増と大きく伸長

株式会社ユーザーローカルは、2023年6月期通期の業績(2022年7月1日~2023年6月30日)を発表した。
 
【経営成績】
売上高   :32億8800万円(前期比 22.5%増)
営業利益  :13億7200万円( 同 34.0%増)
経常利益  :13億5700万円( 同 33.3%増)
当期純利益 :9億5400万円( 同 32.2%増)
 
同社は「ビッグデータ×人工知能で世界を進化させる」という経営理念のもと、SaaS形式で提供するマーケティング支援サービス「User Insight」「Social Insight」、AIを活用した顧客サポート業務の自動化サービス「Support Chatbot」の品質向上及び販売促進に注力している。
 
研究開発活動においては、ビッグデータ分析やAIの技術を用いてあらゆる課題を解決するため、主に自社AIアルゴリズム拡充、既存サービスへのAIアルゴリズム実装、AIサービスの新規開発、の3点に重点的に取り組んだ。特にAIサービスの新規開発では、ChatGPTなど対話型AI・生成AIとのサービス連携や、新型コロナウイルスの感染拡大により顕在化した課題の解決に向けた商品開発を積極的に進めた。
 
営業活動においては、サービスの販売を行う人員を増員するとともに、営業管理体制やカスタマーサクセス体制の強化を行うことにより、事業拡大に向けた新規取引先の開拓等の販売促進活動に努めた。
これらの結果、同事業年度の売上高は前期比22.5%増の32億8882万円で、利益面は営業利益13億7236万円(前期比34.0%増)、経常利益13億5758万円(同33.3%増)、当期純利益9億5435万円(同32.2%増)となった。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230809537900.pdf