白鳩、2024年2月期1Q決算は赤字に ECモールでの販売が低迷
株式会社白鳩は、2024年2月期第1四半期の業績(2023年3月1日~2023年5月31日)を発表した。
【経営成績(累計)】
売上高 :14億6600万円(前年同期比 5.0%減)
営業利益 :マイナス400万円(前年同期 2000万円)
経常利益 :マイナス3800万円( 同 1400万円)
四半期純利益 :マイナス5700万円( 同 1500万円)
国内販売においては、クーポン施策等各種施策を実施すると共に、仕入原価上昇分の価格転嫁を慎重に進めた。その結果、購入件数は巣ごもり需要の一服や、電気、ガス、各種生活必需品の値上げ等の影響で、前年同期比85.9%と下落したものの、客単価は同108.9%と伸長した。
本店では、購入件数が同93.0%と低迷したものの、アフィリエイト施策による非認知層へのリーチを拡大し、アクセス数が同142.5%と伸長したことで、売上高は同101.7%と僅かに伸長した。
楽天レディースでは競合他社の大幅な値引き施策が影響し、売上高は同89.3%と低迷。ヤフーショッピングにおいても、モールにおける各種集客施策や、ポイントアップ等の販促施策の大幅縮小によってモール全体の集客が低迷し、加えて転換率も下落、独自セールやクーポン施策を試みたものの、売上高は同81.4%と低迷した。
海外販売では、広告効果や返金率の低下によって同134.3%と復調の兆しを見せ始めているものの、新型コロナウイルス感染症流行前の水準までには戻っていない。
なお、同社のPB・CBの売上高構成比は29.2%となり、前事業年度比でプラス1.6%伸長した。
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230711520536.pdf