博報堂DYHD、2023年3Q決算は増収減益 一部メディアでは 売上高前年同期から二桁成長も利益面は苦戦

株式会社博報堂DYホールディングスは、2023年3月期第3四半期の連結業績(2022年4月1日~2022年12月31日)を発表した。
 
 
【連結経営成績(累計)】
収益    :6530億3200万円(前年同期比 12.1%増)
営業利益  :361億900万円( 同 24.1%減)
経常利益  :398億100万円( 同 21.0%減)
四半期純利益:201億5600万円( 同 12.8%減)
 
第3四半期の売上高は前年同期比8.2%増の1兆1243億9200万円。この売上高を種目別に見ると4マスメディアは前年同期を下回ったが、インターネットメディア、アウトドアメディアでは前年同期から二桁の伸びとなっている。
 
得意先業種別では「交通・レジャー」で前年からの反動減があったが、「官公庁・団体」、「外食・各種サービス」及び「金融・保険」で前年同期を大きく上回り、21業種中13業種で前年同期を上回った。
 
売上総利益に関しても、前年同期比6.7%増の2768億7400万円となっており、このうち国内事業は1.6%増の2088億6800万円で、海外事業はアジアにおける回復基調に加えて為替影響もあり、28.8%増の723億5200万円となった。
 
また、販売費及び一般管理費は、中期的な成長を見据えた戦略費の投下や活動費の戻りによる費用の増加、為替差益の発生等があり、営業利益は361億900万円(前年同期比24.1%減少)、経常利益は398億100万円(同21.0%減少)となっている。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230208503876.pdf