プレミアアンチエイジング、2023年7月期1Q決算は減収減益 2Q・通期業績予想も下方修正

プレミアアンチエイジング株式会社は、2023年7月期第1四半期の連結業績(2022年8月1日~2022年10月31日)を発表した。また同日、2023年7月期第2四半期および通期の連結業績予想(2022年9月13日発表)についての修正数値も発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :73億9100万円(前年同期比 25.1%減)
営業利益   :マイナス2億4400万円(前年同期 20億7400万円)
経常利益   :マイナス2億2400万円( 同 21億3200万円)
四半期純利益 :マイナス1億9800万円( 同 13億2000万円)

【2023年7月期第2四半期 連結業績予想数値の修正(2022年8月1日~2023年1月31日)】
売上高  :145億円(前回発表 167億円)
営業利益 :─( 同 9億3000万円)
経常利益 :2000万円( 同 9億3000万円)
四半期純利益:マイナス6000万円( 同 5億5000万円)

【2023年7月期通期 連結業績予想数値の修正(2022年8月1日~2023年7月31日)】
売上高  :300億円(前回発表 370億円)
営業利益 :15億円( 同 30億円)
経常利益 :15億2000万円( 同 29億8500万円)
当期純利益:8億2000万円( 同 18億2000万円)

主力商品である「デュオ」ブランドは、記録的なヒットとなった「デュオ ザ クレンジングバーム ブラックリペア」のブームが一巡したことに加え、クレンジング市場及びバーム剤型の競争激化が継続していることから、売上高が通信販売・卸売販売ともに減少した。また、「カナデル」ブランドにおいては、「カナデル プレミア ゼロ」や「カナデル プレミアバリアフィックス」などの新商品の売上が伸長した。2022年3月に発売した「クレイエンス」ブランドは、高水準の新規獲得が継続。これまで通信販売のみの取り扱いだったが、10月からのテレビCMに合わせ小売店舗への展開も開始し、通信販売・卸売販売の両輪で売上を伸ばしている。
このように育成ブランドとして注力している「カナデル」と「クレイエンス」は好調なものの、「デュオ」の売上減少が想定を上回って推移していること、オンライン広告環境が悪化していることを考慮し、筋肉質な企業体質を最優先とするため、広告投資を抑制することなどから、業績予想数値を修正することとなった。

■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120221213578110.pdf