プレミアアンチエイジング、2023年7月期2Q決算は減収減益 営業・経常利益は前年同期比95%以上減 

プレミアアンチエイジング株式会社は、2023年7月期第2四半期の連結業績(2022年8月1日~2023年1月31日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高    :142億5800万円(前年同期比 20.6%減)
営業利益   :1億900万円( 同 95.1%減)
経常利益   :9500万円( 同 95.9%減)
四半期純利益 :マイナス2600万円(前年同期 13億6000万円)
 
主力商品である「デュオ」ブランドは、2022年9月から新たなテレビCMを展開し、新商品を投入するなどしたが、「デュオ ザ クレンジングバーム ブラックリペア」のブームが一巡したことに加え、クレンジング市場及びバーム剤型の競争激化が継続していることや、投資効率を重視した広告投資の実行により新規獲得件数が減少し、売上高は通信販売・卸売販売ともに減少となった。
 
2023年2月からは新たなテレビCMのスタートや限定商品の投入などを実施しているほか、ロイヤルカスタマー施策としてアンバサダー座談会を実施し、既存顧客へのアプローチを強化するなど、「デュオ」の売上減少に歯止めをかける施策を展開している。
 
「カナデル」ブランドでは、「カナデル プレミアバリアフィックス」などの新商品が着実に売上を伸長。新CMを中心としたプロモーションの展開や新商品の投入などでオールインワン化粧品市場のメイン・ターゲット層への拡大を図っている。
 
2022年3月に発売した「クレイエンス」ブランドは、高水準の新規獲得が継続。当初は通信販売のみの取り扱いだったが、10月からのテレビCMに合わせ小売店舗への展開を開始。通信販売・卸売販売の両輪で売上を伸ばした。また、カラートリートメント特有の使用感に対する不満を解消し、正しい使用方法を啓発するため、使い方のチラシの同梱やコンタクトセンターの強化等を通じて継続率の向上を図っている。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230314530166.pdf