ティーライフ、2022年7月期決算は増収減益 卸売が回復基調も小売で苦戦

ティーライフ株式会社は、2022年7月期の通期連結業績(2021年8月1日~2022年7月31日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高 :127億3700万円(前期比 8.7%増)
営業利益 :8億800万円( 同 10.3%減)
経常利益 :8億円( 同 13.4%減)
当期純利益 :5億6600万円( 同 19.5%減)

※2022年7月期より会計基準を変更しているため、対前期増減率は基準の異なる算定方法に基づいた数値を用いての算

小売事業では、機能性表示食品や化粧品を中心に新商品の拡販を実施するとともに、スマホアプリの利用促進、LINE機能を活用した利便性改善、ECモールのギフト販促強化など、デジタルシフトを推進。しかしながら顧客数が伸び悩み、売上、利益面ともに苦戦した。海外販売も、販売活動において中国のロックダウンによる制限を受け厳しい業績となり、これらの結果、売上高は55億300万円(前期比14.0%減)、セグメント損失は8500万円(前期は2億500万円の利益)となった。
このほか卸売事業は回復基調で推移し増収増益、プロパティ事業は増収減益だった。
なお、いずれの事業も売上高はセグメント間取引の調整後の数値、セグメント利益及び損失はセグメント間取引の調整前の数値となっている。