テレビ東京HD、2022年3Q決算は増収増益で営業利益・経常利益などが過去最高を更新

株式会社テレビ東京ホールディングスは、2022年3月期第3四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年12月31日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :1098億8300万円(前年同期比 15.6%増)
営業利益   :76億5200万円( 同 66.4%増)
経常利益   :81億1700万円( 同 71.0%増)
四半期純利益 :53億600万円( 同 92.8%増)

広告出稿に積極的な姿勢を見せる企業もあったことから、広告収入が2020年度を大幅に上回り、売上高全体では前年同期比15.6%増となった。一方で、コンテンツ制作活動とライツ事業の先行投資などを活発化させ、大幅な利益増とし、各利益とも過去最高を更新した。
このうち、放送事業収入(売上高)の合計は17.5%増の621億6400万円で、ネット部門・ローカル部門ともに単発型の広告出稿が好調に推移したことに加え、4月に下落傾向にあった通常放送(レギュラー番組)の提供金額が10月以降に回復して、前年同期に比べてタイム収入が増加した。スポット広告も、夏に一時的に不調となったものの、10月以降に復調した。