ファンコミュニケーションズ、2021年2Q決算は減収とともに大幅減益 広告主の減少・予算削減が響く

株式会社ファンコミュニケーションズは、2021年12月期第2四半期の連結業績(2021年1月1日~2021年6月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :140億5900万円(前年同期比 8.9%減)
営業利益   :12億7200万円( 同 26.1%減)
経常利益   :14億3800万円( 同 22.9%減)
四半期純利益 :9億6900万円( 同 22.1%減)

アフィリエイト広告サービス「A8.net」、スマートフォンアプリ向けCPI広告サービス「seedApp」等のCPAソリューション事業については、受注件数が徐々に増加したが、コロナ禍にともなう一部広告主の予算削減や検索アルゴリズムの変動などの影響を受け、売上高は111億2426万円と前年同期比4.7%減となった。
スマートフォン向け運用型広告サービス「nend」等のADコミュニケーション事業については、新規事業の企画・開発を推進した一方、大手プラットフォーマーへの広告予算の寡占化を背景として、nendの稼働広告主が減少し、売上高は26億7072万円(同22.3%減)となった。
そのほか「Seesaaブログ」を代表とするメディア事業等はPV減少にともない、売上高は2億6442万円(同18.6%減)となった。