GMOアド、2021年1Q決算は事業好調で増収増益ながら前年同期の反動で経常利益は減少

GMOアドパートナーズ株式会社は、2021年12月期第1四半期の連結業績(2021年1月1日~2021年3月31日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :96億8600万円(前年同期比 6.0%増)
営業利益   :2億4300万円( 同 27.0%増)
経常利益   :2億5900万円( 同 26.6%減)
四半期純利益 :1億6600万円( 同 36.6%減)

2度目の緊急事態宣言の発出による落ち込みがあった一方、一部業種での広告需要の回復が進んだ。エージェンシー事業については、前年同期は大型受注が発生していたが今期は減少。中・小型企業向けが増加したことで事業売上高は73億5900万円(前年同期比12.0%増)、営業利益は2億6500万円(前年同期比8.8%減)だった。
メディア・アドテク事業について、広告収益の増加は継続したが、前年より商材ミックスの変動があったことから、前年対比では同程度の規模となり、事業売上高は28億7500万円(前年同期比2.7%減)、営業利益は1億7100万円(前年同期比78.0%増)となった。
なお、前年同期に投資事業組合運用益の計上があったことから、経常利益・当期純利益については前年同期比で減少している。