電通グループ、「電通八星苑」「電通鎌倉研修所」を売却へ 推定約300億円

株式会社電通グループは、保有する一部固定資産を第三者に譲渡することを発表した。資本効率の向上、財務体質の強化、および成長投資資金確保が目的とのこと。
譲渡するのは、駒沢で運動施設・農園として利用している「電通八星苑」(土地:27,544.70平方メートル)と、鎌倉で研修所として利用している「電通鎌倉研修所」(土地:14,034.31平方メートル)の2つ。個別資産の譲渡価額、帳簿価額、譲渡先については、譲渡先の意向により非公表。なお、個別資産および2件合計の帳簿価額は、同社の2020年12月期末の連結純資産の30%未満となっている。
物件引渡日は2021年4月30日の予定。この譲渡により、2021年度第2四半期に約300億円の固定資産売却益を計上する予定。