日本BS放送、再放送や差し替えでコストコントロールに務め減収ながら大幅な利益増 2021年1Q決算

日本BS放送株式会社(BS11)は、2021年8月期第1四半期の連結業績(2020年9月1日~2020年11月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :27億8500万円(前年同期比 2.2%減)
営業利益   :5億7400万円( 同 21.8%増)
経常利益   :6億4300万円( 同 35.6%増)
四半期純利益 :4億3200万円( 同 33.6%増)

新型コロナウイルスの感染拡大にともない、広告枠の販売不振が発生したほか、制作の一部中止にともなう再放送、アーカイブへの差し替え、Web会議システム等を活用したリモート収録など、さまざまな影響を受けた。2020年10月の番組改編では、「ディスカバリーチャンネル」や「アニマルプラネット」からの傑作選などを放送。一方、中小企業やベンチャー企業に焦点を当てた経済番組「NEXT company」を新たに立ち上げた。費用面においては、コストコントロールに努めた結果、売上高は前年同期比2.2%減少となったが、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益は2桁増となっている。