インプレスHD、2021年3月期2Qおよび通期の予想を上方修正 電子出版の販売増などが追い風
株式会社インプレスホールディングスは、2021年3月期第2四半期連結累計期間および通期の業績予想(2020年8月12日発表)について、修正数値を発表した。
【2021年3月期第2四半期 連結累計期間の業績予想(2020年4月01日~2020年9月30日)】
売上高 :67億8500万円(前回発表 66億5000万円)
営業利益 :6億3300万円( 同 4億3500万円)
経常利益 :6億6700万円( 同 4億8000万円)
四半期純利益 :4億7900万円( 同 3億7000万円)
【2021年3月期通期 連結累計期間の業績予想(2020年4月01日~2021年3月31日)】
売上高 :135億5100万円(前回発表 135億0000万円)
営業利益 :4億5000万円( 同 3億5000万円)
経常利益 :5億4000万円( 同 4億5000万円)
当期純利益 :3億7500万円( 同 3億2000万円)
コロナ禍の負の影響はあったが、第2四半期において、電子出版の販売増や書籍の返品減少、デジタルコミックの販売プラットフォーム事業やターゲット広告が好調に推移したことで、第2四半期連結累計期間および通期ともに、予想を上方修正した。
なお通期については、カレンダーや年賀状ムックなどの季節商品の返品、今後の景気低迷などの下振れリスクを考慮しつつ、リモートワークをベースとした業務ワークフロー構築へのDX投資などを勘案した、おとなしめの予想になっている。