ネットイヤーグループ、コロナの影響は限定的だったが2021年2Q決算は前年と同水準の減収減益に

ネットイヤーグループ株式会社は、2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年9月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :21億9700万円(前年同期比 3.5%減)
営業利益   :マイナス2億9800万円(前年 マイナス2億7300万円)
経常利益   :マイナス2億9900万円( 同 マイナス2億7300万円)
四半期純利益 :マイナス2億8900万円( 同 マイナス2億7700万円)

今期は「データ利活用基盤構築・運用サービス」の提供、株式会社ABEJAとの「DXアクセラレータ」の共同開発といった取り組みを開始。株式会社NTTデータと連携し、デジタルストア実証実験への参画も行った。新型コロナ対応としては、テレワーク制度の本格導入、出社義務の廃止、在宅勤務の環境構築のための手当支給等施策を行った。
一方業績面では、広告案件を中心に案件の縮小・中止等が発生した一方、一部顧客企業においてはデジタル分野への投資拡大の動きも見られ、コロナの影響は限定的なものとなったため、売上高は3.5%減で留まった。しかし、前年同期の赤字もそのまま移行し、今期もほぼ同水準の赤字益となった。