ネットイヤーグループ、2021年3Q決算は売上横ばいながら業務効率アップで赤字幅改善

ネットイヤーグループ株式会社は、2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :36億800万円(前年同期比 2.0%増)
営業利益   :マイナス2億3000万円(前年 マイナス3億6600万円)
経常利益   :マイナス2億3100万円( 同 マイナス3億6600万円)
四半期純利益 :マイナス2億1900万円( 同 マイナス3億9100万円)

デジタルマーケティングニーズに対応したサービスの拡充を行う一方、業務をテレワーク中心に切り替え、マーケティングや営業活動、プロジェクト業務のオンライン化を推進するとともに、業務効率の向上に取り組んだ。
サービス面では、「アップデート型Webサイト運用サービス」「Webサイト運用業務診断サービス」「次世代の買い物体験アプリ支援サービス」などを開始した。しかし広告案件の縮小・中止等の影響もあり、売上高はほぼ横ばいで決着した。
一方で利益面では、テレワーク化にともなうオフィス経費の削減、業務効率性向上への取り組みの成果等により売上原価および販管費が減少し、営業損失が大幅に縮小され2億3000万円まで改善した。親会社株主に帰属する四半期純損失は、非支配株主持分へ700万円の損失振替等があり、マイナス2億1900万円となった。