プロト、2021年2Q決算は減収増益 コロナでの減収を海外子会社の売却や事業撤退でカバー

株式会社プロトコーポレーションは、2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年9月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :274億5600万円(前年同期比 8.0%減)
営業利益   :28億3800万円( 同 4.4%増)
経常利益   :28億2800万円( 同 1.8%増)
四半期純利益 :17億9100万円( 同 43.6%減)

主要顧客である自動車販売業界では、特に新車販売において、販売台数が前年実績を下回る水準で推移するなど、厳しい状況が続いた。同社では、主に中古車販売店、整備工場、新車ディーラー等を対象としたプライベートブランド商品・サービスの提供に取り組んだが、新型コロナの影響で売上高は前年同期比8.0%減の減収となった。
オンライン営業・リモートワークといった効率的な営業活動の推進および経費の見直しを継続的に行ったこと、一方、営業赤字となっていた海外子会社の売却や事業撤退を前連結会計年度において実施したことなどにより、営業利益・経常利益は増加。四半期純利益については、前年度の不動産売却益の反動で減益となっている。