総合商研、2020年7月期決算は減収により赤字益に 利益率の高い年賀状印刷の受注減などが響く
総合商研株式会社は、2020年7月期通期(2019年8月1日~2020年7月31日)の連結業績を発表した。
【連結経営成績】
売上高 :159億8300万円(前年同期比 7.7%減)
営業利益 :マイナス1億8800万円(前年 2100万円)
経常利益 :マイナス8800万円( 同 8400万円)
当期純利益 :マイナス1億6900万円( 同 マイナス1200万円)
同社の場合、第1四半期連結会計期間では年賀状印刷の資材・販売促進費等の先行支出により低下、第2四半期連結会計期間では年賀状印刷の集中および商業印刷の年末商戦の折込広告の受注増により増加、第3四半期連結会計期間および第4四半期連結会計期間では年賀状印刷の固定費のみが発生することにより低下するという季節的変動があるが、当期は新型コロナウイルス感染症の影響により、顧客企業の各種イベントの中止や、チラシ・各種広告の自粛等が目立ち、主に商業印刷部門において営業収益が大きく減少。売上高は159億8300万円(前年同期比13億3700万円減)となった。利益率の高い年賀状印刷の受注減や、材料費および人件費の増加等により営業損失もマイナス1億8800万円となった。