セプテーニHD、COVID-19感染拡大の影響で2020年3Q決算は収益は横ばいながら利益は低調

株式会社セプテーニ・ホールディングスは、2020年9月期第3四半期の連結業績(2019年10月1日~2020年6月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
収益    :129億2800万円(前年同期比 2.2%増)
営業利益  :12億6700万円(前年 マイナス2億4400万円)
税引前利益 :12億7100万円( 同 マイナス5億3500万円)
四半期利益 :7億9000万円( 同 マイナス10億0900万円)

主力のデジタルマーケティング事業では、電通グループとの協業が進展した一方、COVID-19感染拡大による広告需要の減少が大きく影響し、収益が減少。メディアプラットフォーム事業では、マンガアプリ「GANMA!」を含む各事業の成長により、収益が大幅に増加し、収益は前年同四半期比2.2%増となった。
緊急事態宣言解除後も、従業員に対する在宅勤務推奨を継続しており、これにともなって、営業活動関連費用を中心にコスト管理が進んでおり、4月28日に公表し業績予想を上回る見通しだという。
セグメント別では、デジタルマーケティング事業は電通グループ協業の顧客数が堅調に増加した一方で、COVID-19感染拡大による影響を大きく受け、収益は113億2700万円(前年同四半期比1.0%減)となった。
メディアプラットフォーム事業は、マンガアプリ「GANMA!」の広告収益は堅調ながら、COVID-19の影響で第3四半期連結会計期間において減少。一方で、サブスクリプション課金が堅調に増加し収益が大幅に増加し、収益は18億6800万円(前年同四半期比32.1%増)だった。