カカクコム、14年3月期2Q決算を発表 ネットメディア好調で増収増益

株式会社カカクコムは、平成26年3月期第2四半期決算を発表した。

<平成26年3月期第2四半期の連結業績>
(平成25年4月1日~平成25年9月30日)
売上高:133億7,500万円 (前年同期比29.4%増)
営業利益:65億円     (同 30.4%増)
経常利益:65億5,900万円 (同 32.6%増)
四半期純利益:40億2,700万円(同 34.3%増)

購買支援サイト『価格.com』、ランキングとクチコミのグルメサイト『食べログ』など、複数のグループサイトの月間利用者数及びページビュー数を伸ばす結果となった。
各サイトがそれぞれグループ全体の業績を牽引することで、日本を代表するインターネット・メディア・カンパニーとしての地位を確立しつつある。

インターネット・メディア事業においてはすべての業務において、売上高が堅調に増加した。その結果、売上高は130億2,600万円(前年同期比29.7%増)、営業利益は64億3,500万円(前年同期比29.8%増)となった。

[ショッピング業務]
『価格.com』におけるショッピング業務においては、ファッションや日用品等の消費財カテゴリの利用者数が順調に増加したことが牽引し、参加ショップからの手数料収入が増加した。
その結果、売上高は39億8,700万円(前年同期比18.7%増)となった。

[サービス業務]
『価格.com』におけるサービス業務においては、自動車保険カテゴリ及びクレジットカード比較やカードローン比較を中心としたマネーカテゴリの利用者数増加に加え、申込み数や問い合わせ数が堅調に推移したことにより、売上高が堅調に増加した。
その結果、売上高は34億2,500万円(前年同期比25.4%増)となった。

[広告業務]
『価格.com』における広告業務においては、バナー広告及びテキスト広告中心に広告収入が増加した。
その結果、売上高は15億5,400万円(前年同期比10.7%増)となった。

[食べログ業務]
食べログ業務においては、『食べログ』が提供する有料サービスを利用するレストランが順調に増加したことで、レストランからの収入が増加した。また、外出先で『食ベログ』を使う利用者が増えたことで、個人会員向け有料サービスである食ベログプレミアムサービスの会員手数料収入も増加した。
その結果、売上高は31億9,700万円(前年同期比84.9%増)となった。

[旅行・不動産等業務]
旅行・不動産等業務においては、連結子会社フォートラベル株式会社運営サイト『フォートラベル』の今後の収益拡大を図るためのサイト改修を続けているため、旅行商品取次による手数料収入は減少したものの、『スマイティ』の賃貸物件問い合わせ件数が伸びたことに伴い、手数料収入が増加したことから、売上高は増加した。なお、『スマイティ』の不動産総合ポータルサイト化を進めるため、平成25年4月1日をもって、『マンションDB』のサービスを終了し、『マンションDB』の新築マンション情報を『スマイティ』に統合した。
その結果、売上高は8億6,100万円(前年同期比5.5%増)となった。