テレビ東京HD、2022年3月期決算は増収で大幅な増益に

株式会社テレビ東京ホールディングスは、2022年3月期の連結業績(2021年4月1日~2022年3月31日)を発表した。

【連結経営成績】
売上高   :1480億7000万円(前年比 13.7%増)
営業利益  :85億8400万円( 同 64.2%増)
経常利益  :91億5900万円( 同 71.5%増)
当期純利益 :60億2400万円( 同 133.9%増)

なお、同社は2022年3月期の期首から「収益認識に関する会計基準」等を適用しており、2022年3月期の対前年増減率は2021年3月期に同基準を適用したと仮定して算出した参考値との比較となっている。
今期は、広告出稿に積極的な姿勢を見せる企業があったこと、東京オリンピック・北京オリンピックをはじめとしたスポーツイベントが開催されたことから、広告収入がコロナ禍の2021年3月期を大幅に上回り、売上高は前年同期比13.7%増の1480億7000万円となった。一方で、いわゆる放送外のライツ事業を成長分野と位置付け、先行投資なども増やしたが売上高の伸びがより大きかったことが寄与し、営業利益・経常利益が過去最高を記録した。