デジタルホールディングス、2020年3Q決算はマーケ事業の減収減益を株式売却益でカバー

株式会社デジタルホールディングスは、2020年12月期第3四半期の連結業績(2020年1月1日~2020年9月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :646億3000万円(前年同期比 3.3%増)
営業利益   :27億1800万円(前年 マイナス5億4200万円)
経常利益   :37億7600万円( 同 マイナス3億7200万円)
四半期純利益 :34億6700万円( 同 マイナス3億7000万円)

マーケティング事業は、前四半期に引き続き新型コロナウイルス感染症の影響にともない一部顧客の広告予算減少や新規案件獲得の停滞等の影響を受け、売上高が減少し、利益項目も大手領域を中心に販売管理費の削減に取り組んだものの悪化した結果、事業売上高は597億4500万円(前年同期比0.7%減)、営業利益14億1100万円(前年同期比22.8%減)となった。
シナジー投資事業は、同社が保有するラクスル株式会社および株式会社ジモティー株式の一部を売却したこと、BIG1号投資事業有限責任組合の保有するrakumo株式会社の株式の一部を売却したこと等により、事業売上高49億1300万円(前年同期比99.8%増)、営業利益30億6000万円(前年同期は営業損失マイナス7億3600万円)となった。